広報の悩み なぜプレスリリースが取材されないのか?

プレスリリースが無視される企業の共通点とは?

「しっかり構成も考えたし、メディアにも配信した。それなのに、まったく反応がない…。」
これは、多くの広報担当者が抱える悩みです。
プレスリリースを書いても、なかなか取材されない理由はいくつかありますが、
その 最大の原因は「企業の視点で書いている」ことにあります。

多くの企業は、プレスリリースを 「自社の宣伝ツール」 だと考えています。
「新商品を発表しました!」
「キャンペーンを開始しました!」
「新しいサービスをリリースしました!」

しかし、こういったプレスリリースは メディアにとってまったく魅力がありません
なぜなら、メディアは 「ニュース」 を求めており、企業の 「宣伝」 には興味がないからです。
では、なぜ多くの企業のプレスリリースが取材されないのか?
具体的なポイントを見ていきましょう。


宣伝や告知のプレスリリースはメディアに無視される

まず、多くの企業が勘違いしているのは、プレスリリースは広告ではないということです。
メディアが求めるのは、「社会的なニュース価値がある情報」 です。
たとえば、あなたが新聞記者だったとして、次のようなプレスリリースを受け取ったらどう思うでしょうか?

✅ 「当社の新商品〇〇が発売されました!」
✅ 「〇〇イベントを開催します!」
✅ 「〇〇キャンペーンを実施します!」

このような情報は、基本的に 企業の宣伝や告知 に過ぎません。
メディアにとって、こうした情報は 「ニュース」ではなく、単なる企業のプロモーション」 として扱われ、ほぼ確実にスルーされます。
一方で、次のようなプレスリリースならどうでしょうか?

✅ 「日本初!廃棄野菜を再利用したサステナブル食品が誕生
✅ 「視覚障害者向けのAIナビゲーションアプリが登場、社会問題解決へ」
✅ 「女性起業家支援のための新制度、東京都が導入へ」

これらは、企業の活動を社会のトレンドや課題と結びつけているため、
メディアが「これはニュースとして価値がある」と判断しやすくなります。

プレスリリースに「ニュース性」がない

次に、プレスリリースが取材されない理由の一つに 「ニュース性の欠如」 があります。
ニュース性とは何か?
それは 「新しさ」「影響力」「社会的な意義」 の3つの要素を持つ情報です。

🔹ニュース性がある情報とは?

  • 新規性がある情報(今までになかった、新しい取り組み)
  • 影響力がある情報(多くの人に影響を与えるニュース)
  • 社会的意義がある情報(社会問題を解決する可能性がある)

例えば、以下のようなプレスリリースはニュース性が高くなります。

新技術を活用して食品ロス削減を目指すベンチャー企業が誕生(社会問題×ビジネス)
日本初の〇〇技術を導入した新サービスが開始(新規性)
〇〇業界で働く女性の現状を変える取り組みを発表(影響力)

「メディアに取材されるプレスリリース」とは、こうした 「社会に影響を与えるニュース性のある情報」 なのです。


4. 社会性がないプレスリリースは記者に響かない

「社会性」とは、簡単に言えば 「社会全体にとって意義があるかどうか?」 という視点です。

メディアは 「社会に影響を与えるニュース」 を求めています。
したがって、プレスリリースが取材されるためには 「この情報が社会にどう影響を与えるのか?」 を明確にすることが不可欠です。

例えば、以下のような切り口を考えると、社会性が増します。

社会問題と結びつける:「食品ロス問題を解決する新サービス」
社会的に弱い立場の人を支援する:「障害者雇用を促進する新たな取り組み」
環境問題に寄与する:「CO2排出を削減する最新技術」


5. 配信サービスだけに頼っていても取材は取れない

多くの企業が PR TIMESや共同通信PRワイヤー などの配信サービスを活用しています。
しかし、単に配信するだけでは 記者の目に止まらず、埋もれてしまう ことがほとんどです。
なぜなら、記者は毎日大量のプレスリリースを受け取っている ためです。
では、どうすれば記者に確実に情報を届けられるのでしょうか?

💡 ターゲットメディアを特定し、記者に直接アプローチする
💡 記者が関心を持つ切り口でストーリーを作る
💡 SNSやネットメディアを活用し、事前に話題を作る


6. 取材を獲得するために必要な3つのポイント

ここまでの内容をまとめると、取材されるプレスリリースを作るには、次の3つのポイントを押さえることが重要 です。

✅ 1. ニュース性を持たせる

「この情報が社会にどんな影響を与えるのか?」を明確にする。

✅ 2. 社会性を高める

社会問題やトレンドと結びつけることで、メディアが興味を持ちやすくする。

✅ 3. 記者に直接アプローチする

配信サービスだけに頼らず、ターゲットメディアの記者に直接情報を届ける。

次回は多くの広報担当者が陥りがちな 「宣伝や告知のプレスリリースは書くな!」
という重要なテーマについて詳しく解説していきます。

広報に取り組みたいが、どこから着手すべきか迷っていませんか?

『ゼロからわかる!プレスリリース入門』では、直林が実務で使っている考え方をもとに、
基礎 → 成功の全体像 → 切り口(社会性) → 書き方 → 配信 の順に整理
最初の1本を確実に出すまでを道筋で示します。

取材獲得率80%以上/年間100件相談のスタイルを、初心者でもわかりやすくまとめました。

こんな内容が読めます。(右にある▼をクリックで本の目次が見れます)

第1章:プレスリリースとは?広報の基礎をゼロから理解する
第2章:成功するプレスリリースの全体像
第3章:広報1年生が知っておくべき「社会性」と「切り口」の作り方
第4章:具体例で学ぶプレスリリースの書き方
第5章:記者の目線を意識したリリースの工夫
第6章:プレスリリースをさらに魅力的にするテクニック
第7章:配信とタイミングの重要性


今ならLINE登録→リッチメニューのボタンから、無料でご覧いただけます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

・元飲食店経営者
・広報経験ゼロから独学でPRを学ぶ
・年間相談件数200件以上
・プレスリリース取材獲得率80%超
・テレビ・新聞・Yahoo!ニュースなど多数掲載
・これまで多数の中小企業・個人事業主のPR支援を実施

・手書きプレスリリース戦略
・テレビ・新聞向けPR設計
・社会性を軸にしたメディア戦略
・地方中小企業向け広報支援
・PRを活用した売上導線設計
・Facebookを活用した発信・集客支援
・壁打ち戦略会議による経営整理・差別化支援

・テレビ大阪
・MBS毎日放送
・NHK
・朝日新聞
・読売新聞
・京都新聞
・Yahoo!ニュース
などメディア掲載実績多数

・PR支援会社として年間多数の相談実績
・経営者向けセミナー・戦略会議を多数開催
・「手書きプレスリリース職人」として活動

株式会社CACOMPANY
代表取締役 直林浩正

実名・顔出しで活動
料金・契約内容を公開
継続型の壁打ち顧問として伴走支援

「誰かの想いや努力を社会に届く言葉に変える」
をコンセプトに
中小企業・個人事業主の広報支援を行っています

コメント

コメントする

目次