テレビ出演はゴールではなくスタート

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テレビに出ても儲からないって本当?
「テレビに出たら一発当たりますよね?」
経営者や広報担当の方から、よくこんな質問をいただきます。
確かにテレビは影響力が大きく、放送されれば多くの人に知ってもらえるチャンスです。けれど、正直に申し上げると──テレビに出ても儲かりません。出演が直接的に売上につながるわけではないのです。
では、テレビ出演がもたらす本当の価値は何でしょうか。
テレビが与えてくれる最大の効果は「信頼」
テレビは広告とは違い、取材を受けて紹介されます。
この「取材」という事実が、視聴者や取引先に「この会社は信頼できる」という強い印象を与えます。
つまり、テレビ出演が与えてくれるのは売上ではなく信頼。
そして、この信頼をどう活かすかで、その後の成果は大きく変わってきます。
実例:信頼を営業や紹介につなげたケース
弊社のクライアントの一例をご紹介します。
- 出演直後にプロフィールへ「○○番組に出演」と記載
- 営業トークで「実は先日テレビに出まして」と自然に活用
この二つを徹底しただけで、営業成約率は大きく向上しました。
結果として、商品単価を2倍にしても売れるようになり、さらにパートナー企業からの紹介件数は3倍に増えました。
テレビ出演を「信頼の貯金」として活用することで、数字に直結する成果を生み出せたのです。
テレビ出演後の戦略が勝負を分ける
テレビに出ること自体はゴールではありません。むしろスタートです。
重要なのは、その後の営業や発信にどう落とし込むか。
- プロフィールを更新する
- 営業トークに活かす
- SNSやWebサイトで積極的に発信する
こうした取り組みを重ねることで、テレビ出演は一瞬の出来事ではなく、長期的な成果をもたらす「信頼資産」へと変わります。
まとめ:テレビは“通過点”、活かし方がすべて
テレビ出演は一瞬の華やかな舞台ですが、それ自体で収益が生まれるわけではありません。
本当の勝負は出演後にあります。
出演で得た信頼をどう広げ、どう売上へつなげるか。
その戦略こそが、ビジネスを成長させる最大のポイントなのです。
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